2012年度(平成24年度)
考える会の設立から2年が経過したところで、検討するとしていた平成24年度からの活動を継続する方向となった。
ちょうど平成24年度から青梅市が市民提案協働事業を開始し、市民からの提案を受けての協働事業を行う体制となった。
2年間の活動によって、学校の子どもたちを増やすためには地域での活動が不可欠であることもわかってきていた。
そこで、考える会の規約も定め、会の名称も現実に合わせて変更することを総会を開いて決定した。
「おそきの学校の今後を考える会」から「おそきの学校と地域を考える会」へと名称変更を行った。
地域課題の解決のためには、地域課題を含めて地域での情報共有に必要性をかねてから強く感じていたため、市民提案協働事業として
「おそきだよりの発行」と「おそき一斉メール」の展開を計画して、青梅市へ提案を行った。
平成24年度の審査結果は無事に採択(許可)され、年4回の「おそきだより」の発行が実施できることとなった。1,700部印刷で小曾木地区全戸へ第6支会(小曾木地区の自治会連合会)のご協力で配布いただき、市内の市民センターへも配置することができるようになった。
2013年度(平成25年度)
平成25年度も引き続き「おそきだより」の発行を行いたいが、青梅市の市民提案協働事業では2年継続は認められていなかった。
市民活動推進課を通じての通常予算化の依頼をしたが、市の財政も厳しく認められなかった。
そこで、第6支会にお願いして、東京都の底力事業として第6支会に発行していただくように東京都へ申請し、採択を受けることができた。考える会では、編集を行い第6支会が発行する形でのより深い連携となり、第6支会の事業計画にも「考える会との連携」が記載されることとなった。
考える会としては、より住みやすい地域となるよう、子どもと高齢者がともに楽しめるイベントの企画、高齢者も出かけやすいイベントになるよう送迎バスの運行、居住者を増やすための地域空家の活用へ向けての準備を行う内容で「おそきみんなで元気プロジェクト」と名付けて市民提案協働事業への提案を行い採択を受けることができた。
2014年度(平成26年度)
平成26年度の「おそきだより」発行へ向けては、東京都の助成金も2年目からは50%助成となるため難しい。
青梅市の方々からも「おそきだより」の良さは言葉でいただけるようになってきており、財政厳しい中ながら青梅市予算での発行ができることになった。
また、考える会としては、小曾木地区の空家対策を進め、居住者を増やせるように、地域内の空家と農地を活用してのプチ田舎体験イベントを開始するとともに、フェイスブックを新規に活用開始する「おそきいいとこ再発見!!」を青梅市市民提案協働事業として提案し、3年連続して採択いただくことができた。