【小曾木地区防災訓練】・・・より現実的に2箇所の避難所を用いて実際の避難行動を確認
9月2日(日)に、小曾木地区防災訓練が行われました。
本年度は、立川断層帯を震源とする地震が発生し、青梅市では「震度6強」を観測した想定で、小曾木市民センターを本部とし、第七小学校、第六中学校の2カ所の避難所を同時に避難所として開設する訓練を実施しました。
《小曾木市民センターへの本部設営訓練》
雨のためにグラウンドへのテント設営などはなくなりましたが、自治会役員と中学生により避難所の開設の準備が行われ、避難者の受付、避難場所の体育館への案内、体育館でのマット配布などを行い、小学生引き取り訓練と地域住民の避難訓練からの受け入れが、現実に近く、事前準備を控えた状況ながらもスムーズに行われました。
また、女性防火防災の会と中学生による炊き出し訓練、消防団による要救助者搬送訓練、まとい会による仮設トイレ設置訓練、煙体験ハウスも実施しました。
今年は、避難訓練で七小・六中の体育館に集合した後には、それぞれの会場で防災士の方々から
「生命を守るための避難」~震災時と風水害時の小曾木地区の避難の本来の姿~
について、説明と地域ごとでの話し合い・確認を行いました。
小曾木地区での生命を守る避難のポイントは、
①豪雨時は幹線道路の冠水が想定されるため、警戒区域外へ避難する場所を家族で決めておき「避難準備・高齢者等避難開始」が発令された段階で避難すること、
②震災時の対応は自宅の耐震強度を確認(昭和56年以前の建築物は要耐震診断)した上で、緊急地震速報が鳴った時に移動する安全ゾーンを決めておくこと。
今回、作成した配布資料と説明用資料を公開します。
他の地域での防災訓練の参考となり、災害発生時に守れる生命が増えることを願っています。
配布プリント ⇐ 配布プリントPDFはこちら
説明内容 ⇐ 説明用資料PDFはこちら
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