2020.4.29乙黒耕地の堰普請(堰普請)が行われました【青梅市小曾木地区】

今年も田んぼに水を引くための堰普請が行われました。
昨年の台風による被災はこの地域でも大きく、乙黒耕地の水源である成木川周辺でも
被災状況が残っています。
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乙黒耕地の水路にも多くの土砂が入り込み堆積しましたが、青梅市のご対応により、
水路入り口から100mくらいの部分まで重機を活用いただききれいに取り除いていただけたので、
今日の堰普請ができているところです。
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堰普請は乙黒耕地で農作業をする人たちが水路を使って水を引くために竹や土のうを使って
堰の高さを高めて水路へ水が流れるようにする作業です。
台風などでの増水時には、作った堰が強い水流により流れることにより耕地方向を守るように作っています。
水の流れがせき止められている様子がわかると思います。
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水路脇に上げられている土砂は、今回の堰普請でスコップを使って取り除いたものです。

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せき止められたことによって、水路側に水が流れ込んでいきます。
堰普請前(写真左)と後(写真右)の違いを見てください。
水路へきれいな水が流れて行っています。
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1つめの水門、2つめのを開いて川へ水を戻しています。
耕地の水路に水を流す量はこの2つの水門で調整しています。

今年も地元水利組合の方々(約20名)に加えて、新規就農を乙黒耕地や青梅市周辺でされている若者たち(約20名)が参加しての作業となりました。新規就農された人の中には、繁昌さんのように小曾木地区に引っ越して来られた方もいます。青梅市役所からも1名、参加いただきました。小曾木地区での農業事業の広がりも感じられました。
今後もたくさんの方が地域の人と一緒に動ければと思います。