平成28年7月31日(日)、青梅市富岡(小曾木地区)の乙黒耕地にて、
「おそきDEプチ田舎暮らし 田んぼの手入れ体験2016」 を行いました。
参加者は、田植え体験に参加した方を中心に、初めて参加される方も含めて32名、スタッフを加えると42名での開催です。
天候を心配しながらの、暑さが和らぐ午後4時からのスタートです。
まずは、農家の加藤さんに草の取り方を教わります。
田んぼの中には、「せり」や「ひえ」を始めとした、様々な、「稲にとっては雑草」が伸びています。
一通り教わってから、草取り開始。
裸足で入る人、古い靴下を履いて入る人、フィットする長靴で入る人・・・、様々です。
ビニール袋を片手に持って、取った草は入れていきます。
今年もたくさんの家族連れに参加して楽しんでいただきました。
昨年以上に広い田んぼですが、草は昨年より少なく感じました。
みんなで1時間近くかかって草取りが終わりました。
これで今年も稲がしっかり成長してくれるのではないでしょうか。
頑張ったご褒美に、みんなで地元加藤さんの畑で取って茹でたとうもろこしをいただきました。
ゴールドラッシュという品種であま~~いとうもろこしです。
そしてゴールドラッシュは、生でも食べられる品種のとうもろこしで生でもいただきました。。瑞々しいおいしさです。
少し雨が降る場面もありましたが、さっとした通り雨で青空の下での作業時間のほうが長く、助かりました。
無事、終了しました。
そして希望者には、「さつまいもの手入れ体験」 もしていただきました。
右側が草取りがしてある、さつまいも畑、左側はしていない畑です。
最初にこの畑を作ってくれている横手さんから説明を聞きます。
電気柵に3本の電線が見えますが、一番下は主に「ハクビシン(白鼻芯)」のような小型の獣向け、
中央は「イノシシ(猪)」、上は「シカ(鹿)」あたりに育てた野菜を食べられないように守るために設置しています。
電源は乾電池とのことで、電源を入れてどのくらいの電圧なのか、草を通して感じてみると「ピリピリ」ではなく、
「ズーン」という感じで獣がビックリするのがわかる力強さです。
決して直接さわらないでくださいね。
30分ほど草取りと脇に伸びた弦を元の場所に戻す、「つるがえし」を体験しました。
草もなかなか手強く、手で根から抜く草取りには限界も感じ、カマ(鎌)を使った作業でないと進まないこともわかりました。
写真下は作業後の様子です。少し進んだ様子が見えると思います。
このさつまいも畑は、秋には「おそきの畑DE恋活(れんかつ)」での収穫で使う予定です。
田んぼの手入れもできて、10月16日(日)に開催する、
「おそきDEプチ田舎暮らし 稲刈り体験2016」へ向けて稲も育ってくれることでしょう。
時期が近づきましたら、参加者を募集しますので楽しみにお待ちください。