今年も「おそきの学校と地域を考える会」では、小曾木地区内(青梅市富岡)で
「おそきDEプチ田舎暮らし田植え・田んぼの手入れ・稲刈り体験」を行ないます。
田んぼで大切なのは、安定した水利の確保です。
富岡の乙黒耕地には、地元の方々により水利管理組合が組織され、
古くから水源の管理を進め、安定した水量を確保したよい田んぼが維持されています。
4月29日(日)に水利組合の方30名ほど、
新規就農者の支援を行なっている「東京ネオファーマーズ」のみなさん20名ほどにより
「堰普請(せきぶしん)」が行なわれました。
田んぼを行う期間だけ、川を堰き止めて田んぼへの水路へ水を導きます。
堰からの水路には砂利が大量に流れ込んでおり、スコップによる人力での作業には
長い時間がかかりそうに思われました。
実際に作業が始まると、若者たちの元気さはすごい!
どんどんと作業を進め、1時間もかからずに水路の確保、堰をする土嚢作り、
竹や土嚢のよる堰作りを終えました。
水路には勢いよく水が流れ、田んぼへ水を導く準備が整いました。