10月18日(日) 10時。晴れ時々曇り。ついに稲刈りの日になりました。
参加者約80名、スタッフを合わせると約100名での開催です。
一般財団法人 地域活性化センター平成27年度移住・定住・交流推進支援事業として助成を受け実施している「おそきDEプチ田舎暮らし・子育てHAPPY事業」のひとつとしての実施です。
加藤さんより稲刈りの説明、注意を受け、稲刈りを始めました。
田植えの時に作った自分の田植えをした場所を示す板で作った看板も、だいぶ黒ずんでいますが何とか読み取れます。
農業とは離れた生活をしている私も、今年は、種まき、しろかき、田植え、草取り、稲刈りを含めて、毎週、この田んぼに来ていると農業との距離もだいぶ縮まり、また、水(水利)の大切さ、気温の変化、天候の変化、虫や動物(獣)などに大きな影響を受けて農作物が作られていることを体感した1年でした。
大きな天候などによる被害を受けることなく、ここまで育ってくれて、天候にも恵まれ予定通りに今日のみなさんによる稲刈りを迎えられたことは、自然への感謝の気持ちでいっぱいです。
皆さんが稲刈りをしている間に、スタッフでおにぎりと豚汁の準備をしていました。
おにぎりのお米はこの地で採れたコシヒカリ。
豚汁の食材も地産のものが中心になっています。
「はさかけ」の準備です。
この場所は、昨日、草刈りをして準備しました。
最初は「はさかけは1列で収まるだろう」と準備していましたが、稲刈りが進むにつれて加藤さんより「思ったより出来がいいな」という言葉。
今年のお米の出来はあまり良くないとの加藤さんのお話で、同じ乙黒耕地で今年稲刈りした田んぼの中でもあまり収穫できなかったところもあったそうです。
刈った稲をひもで結んで、はさかけします。
やってみると、やっぱり広いんですね、田んぼは。
結構、やりがいがあります。
はさかけは1列では収まらずに、2列になりました。
収穫は良さそうです。
昼も近づくと、すっかり晴天に。
終わるころには、すっかり慣れた手つきにみなさんなっていました。
今回の参加者みんなで記念撮影。
稲刈りが終わったあとは、民家の庭に戻り、準備したおにぎりと豚汁をみんなでいただきます。
ちょうど柿が実っている時期。
今回は稲刈りに加えて、柿もぎも。
地主さんのご厚意で、ご自由にどうぞ、という形での提供となりました。
どんどん高枝切りバサミで子どもも大人も柿をもぎ、おいしそうに食べていました。
ここまで1年間、お世話になった田んぼでの田舎暮らし体験。
来年はさらに発展させた形での実施を企画中です。