平成28年3月6日(日)、青梅市消防団第6分団(小曾木地区担当)の非常招集訓練が行われました。
青梅市全域で実施されている訓練ではありますが、第6分団の訓練の特徴は各消防団詰所で訓練開始の指示を受けてからスタートするところ。4つの部で構成されている小曾木地区の消防団が各詰所から出発し、それぞれの消防車両の配置を考え隊形を作って放水まで行う訓練は実戦さながらです。
第6分団には2台の消防ポンプ車があり、その1台が消火栓(道路にある水道管からの水利)を取ります。水量の多くない水道管からはたくさんの水は出せないので、最先着した送水能力の高い隊が消火栓に水利部署するのが基本になっています。
また、第6分団には3台の可搬式ポンプ積載車(手で運べる消防ポンプを積んだ消防車)があり、その1台が近くの河川から水利を取ります。ブルーシートを敷いて水利を取るのは、小石などをポンプが吸い込んで故障するのを防ぐためです。
今回は林野火災を想定した送水訓練ですので、途中に中継ポンプを入れて長距離での送水圧の低下を補う訓練も取り入れています。しっかりと4口の放水を行い、訓練は終了しました。
訓練終了後は、激励のために集まった方々による激励会を行い終了しました。
いつものことながら、消防団員のみなさんの日頃からの努力には頭が下がります。
今後とも地域防災のためにどうぞよろしくお願いいたします。